
千畳敷ホテルの冬季限定「シンプル宿泊プラン」は駒ヶ根駅から往復のバスとロープウェイを含んだ一泊二食付きの料金が10500円也。すごく安価。3月31日で終了だが、次も利用したくなるプランだ。食事は簡単な内容。メニューはそっけない。が・・・見た目以上においしく、ボリュームたっぷりなソースカツ丼をおすすめしたい。早朝出発の人には弁当を用意してくれる。弁当の内容もとても充実している。
3月27日。数日前までは快晴の予報が出ていたのに当日の天気はご覧の通り。時折、雪交じりの烈風という有様。星空観察で有名なところなので期待が大きかったぶん残念。

ルートは風雪のため不明瞭。ウインドクラストの上に降った雪は吹き飛ばされてラッセルの必要は無い。カールの上部、ここ、乗越浄土近くの岩峰に挟まれた急登部分では風が弱まる。気温は低いが体を動かしているので暖かく感じる。乗越近くの上部が凍結していたら、ピッケル・アイゼンなしでは危険だろう。(滑落停止の技術が必要)

日没に間もないので宝剣岳を断念し、ここから引き返す。稜線も千畳敷カールも風の強さに違いは感じられなかった。

乗越浄土で。一瞬、夕日がのぞいた。

下りはじめの100mほどは傾斜が強い。凍結していたらロープを出したくなるような下降だろう。

積雪のゲージは2.8m。ここも今年は雪が少ないのか。
