明神岳・東稜

2016年のこと、5月に明神付近を梓川に沿って歩いていた。足首を骨折して数ヶ月しか経っていなかったので左足を引きずるようにしていた。そのときに明神付近から見た東稜が青空の下、白くきれいなラインを見せていたのである。来年の5月、あそこを登ろうと決めて、その年は沢の入口までを確認して帰った。写真は明神岳・東稜。

下見のときの明神岳・東稜
左から三番目に小さく三角形に見えるのが明神岳の主峰
明神にある養魚場跡の奥に踏み跡がある。下宮川谷の入口である。
足がなおっているはずの来年は、ここから沢をつめて「ひょうたん池」に向かうことになる。

 

そして2017年【ここから翌年の写真】

上高地。昔からの仲間。ザイルのパートナーも来た。
養魚場から下宮川谷に入ると、まもなく雪が出てくる
徳本峠、六百山を背に登る。
テント場は近い。
ひょうたん池のテント場。気持ちの良いところ。
大きなダケカンバの横、青いテントの所に座っているのが杉澤さん
テントをたたんで
出かけよう
まずは雪稜を登る
急な雪壁を越え
稜線をたどり
ここから岩のルートなのでザイルをつかいます
アイゼンをきしませ
明神岳主峰を目指す
明神岳主峰にたどり着いた・後は前穂高岳
コルへの下りはザイルで懸垂下降。
下りたら奥明神沢を、岳沢めざして下る。
午後の西穂高岳を見ながら
こんな下りだ
岳沢にはテント泊。
今日は上高地に下り嘉門次小屋まで行って岩魚で一杯やる楽しみがある。
今日も良い天気だ
こういうのを表す言葉はない

相棒と別れ、今度は後発パーティと涸沢に遊びに行く。

その日は横尾に一泊
今日は横尾大橋から(皆なんて嬉しそうなんだろう)
何度となく親しみ登った屏風岩の前を通って
(雪稜会のチーフリーダーといえばこの人を措いて無い。今でこそ右半身不自由で障害を持つ身だが、国内に限らず岩や氷雪壁を自在に登っていたとんでもない人物です)
涸沢に向かう。左の小高いところに涸沢ヒュッテが見えてきた。
あと50m、いや100mか
到着しました。今日はテントでなく、贅沢にも涸沢ヒュッテに泊まります。
そして帰る日
アイゼンをつけて
さあ帰ろう
良い仲間、申し分のない天気。一歩一歩楽しみ、味わいながら下山する。
そしてまた嘉門次小屋に寄り
小梨平で風呂にも入り

今年の5月も終わり。また来年も。

どうぞよろしく

今年も素晴らしい山旅を味わうことができました

北穂高岳

横尾大橋・涸沢の入口で鯉のぼりが歓迎してくれる
横尾本谷の奥に南岳・山頂がわずかにのぞいている
今年は平年並みの残雪があるため、本谷橋に橋が架けられていなかった
ズームアップして確認する
左から2番目の小さく見える三角形
その奥がたぶんそうだ
奥穂高岳・そして前穂高岳が現れてくると涸沢は近い
あと少しとはいえこれからが長く感じられるのだが
着いた
翌朝の涸沢
5人で北穂高岳へ向かう(後は涸沢岳)
夏道の南陵取り付き付近から涸沢のテントと小屋を見下ろす
北穂沢の雪は稜線まで続いているようなのでそのまま雪面を登る
涸沢小屋の横を過ぎ
稜線を目指す
(前穂高岳)北尾根が同じ高さに見えてくるとあと少し
槍ヶ岳を背に
(三人とも雪山は初めてだって)
前穂高岳・奥穂高岳・ジャンダルム・右は滝谷
これは抜戸岳・笠ヶ岳
戻ってきた
午後のテラスでコーヒーやビールを楽しむ
至福の時
やがて日は傾き、没し・・・・・・夜の帳が下り
そして明け・奥穂高岳に朝の日があたる
涸沢岳を赤く染めて
明ける快晴の朝
モルゲンロート見物に
なぜか一列になる人
空ってこんなに青かったっけ
6人は下る・それぞれに・またばらばらに・いつまでも群れないところが良いところ
すぐに帰る人
横尾に逗留する人
嘉門次小屋の岩魚と骨酒が目当ての人
滑落停止のおさらいを織り交ぜて
遊びながら
楽しみ楽しみ下りてきました
また行きたい人・はい・はい・はい
あと三人は?うーん行きたいかも・!・!

また寄ってしまいました・嘉門次小屋のいろり端

2019/5/1-4 涸沢・北穂高岳でした

尾瀬旅行記

オヤマ沢田代付近
越後駒ヶ岳・八海山方面
平ヶ岳方面
燧ヶ岳・会津駒ヶ岳【足下は尾瀬ヶ原の雪原】

雪山限定の尾瀬旅行記
4月27日。
昼の上越新幹線に乗る。10連休のとば口、さすがに指定席は満席だっ
たが自由席はいつものように空いている。上越新幹線はこのスタイルをお
すすめする。昼ごろにゆっくり出かけ東京駅で角ハイボールを買い込む。
ゆったりした気分で味わう「うまいなあ」。上毛高原から戸倉までのバス
路線は長い。戸倉の宿に着くのは午後遅くになる
「尾瀬の宿いさ」泊。宿でスノーシューを二組借りた。
4月28日、晴れ。
入山者は連休初日のため案外多く、車で来た人はバスに乗る順番待ちで
長い列を作っていた。戸倉の始発で乗った私たちは行列を尻目に通り過ぎ
てゆく。補助席ではあったがまあ乗れたわけだ。車の人は日帰りのスキー
やスノーボードを携えた人が多いようだ。
29日から天気は下り坂のようで、私たちは予定を変える。鳩待峠を中
心に右回りの至仏山-山ノ鼻-竜宮十字路-富士見田代-アヤメ平である。
今日の天気は晴れ、山頂の風は7m、それも昼前後に収まるとの予報がで
ていた。積雪は例年なみらしく、峠からすぐに雪の斜面が始まり至仏山ま
でずうっと続いているのが見える。ここ数日降った雪は締まっていて歩き
やすい。樹林の中、日差しはまぶしく風もない。素晴らしい天気に恵まれ
た。
登り初めてオヤマ沢田代のあたり、小至仏山の手前で腰痛のため砂川さ
んがリタイア。「腰が痛い。膝が上がらなくて」「あと少しなのはわかっ
ているんだけど・・・下りる・・・・」今日は「いさ」に泊まって明日帰
るといい一人で下山していった。残念その1。
小至仏山に向かうあたりから足下に尾瀬ヶ原が広がり、雪原の向こうに
燧ヶ岳が座っている。風が止み空がますます青みを増してきた。暑くもな
く寒くもなし。スノーシューでひとしきり頑張ると至仏山頂である。燧ヶ
岳の左奥に会津駒ヶ岳、左へ平ヶ岳、越後駒ヶ岳、巻機山、大源太山、苗
場山と雪山の大展望が広がっている。
山ノ鼻への下りは雪山へ来た人だけの特権。5/6からはそもそも入山
禁止となり、7/1からも登りの一方通行になる。雪の分厚い今だけ、大
雪原の下りを楽しもう。
下りはじめ、慣れない人は急な斜面にこわごわ踏み出す。いきなりスリッ
プ。でも雪がやわらかいので気にする必要はない。20mも滑ったらすぐ
に止まる。様子をのみ込んだ皆はそこから先、歩いて下りる気がしない。
腰をおろして尻セード。また少し歩いて傾斜がきつくなったら尻セード。
早い早い。
山の鼻の「尾瀬ロッジ」泊。生ビールが待っていた。
4月29日、晴れ
武石さんリタイア。「膝が痛くて」「寝てても、夜中もずっと痛かっ
た・・・・」「この先無理だから、ここから帰ろうか・・・・・・」「転
んだとき痛めたんだと・・・・」ということで、ここから帰ることになっ
た。残念その2。
5時。予報より天気は良い。行く手の燧ヶ岳方面の上空に形の良い雲が
筋を引いているくらいで、いたって気持ちの良い朝だ。日の出に向かい自
分たちの長い影を引きながら雪原にスノーシューを進める。雪は厚くかさ
なり木道の位置は見当もつかない。燧ヶ岳にむかい景鶴山を左に過ぎると
竜宮十字路が近い。その途中から斜めに横断して長沢に向った。写真を撮
っていると先行していた3人組にルートをきかれた。「富士見峠の道はこ
っちですか」私は答える。「左の沢に入ってあの小さい尾根の先、右に取
り付いて正面の尾根伝いです」ストックで方向を示して教えた。彼らは地
図も出していなかったが大丈夫だろうか。そのまま沢沿いの樹林帯に入っ
ていった。しばらくしてこちらの3人組も続いたが、ついに最後まで先行
したはずの彼らの足跡を見なかった。ルートを間違えたのだろう。
私たちは長沢の沢の左岸を歩いて目当ての尾根を目指した。足跡は1人
のもの、複数のもの登り下り、あったりなかったり、迷った人の踏み跡ら
しかったりと、当てにならないものの、その痕跡を拾いながら登った。終
始、芳賀さんが先頭で岡村さんが続きそして前田だ。今日一番の急登は尾
根に出るところであるが、出れば緩やかな登りが続いているだけで、苦労
することなく富士見田代にいたる。休憩のアヤメ平でスキーをつけたが、
ビンディングが壊れていた。なんとしても付けても付けても外れるので、
ついにあきらめ、私だけ壺足に戻る。二人はさっさと先に行く。私はひた
すら後を追う。
横田代で心ゆくまで雪景色を堪能し時間を過ごして鳩待峠へ回帰した。
結構良い時間だったのでバスの乗り継ぎは忙しい思いをした。「いさ」に
スノーシューの返却にも寄る必要があったことだし。
【前田、芳賀、岡村】
【砂川(オヤマ沢田代まで)】
【武石(山ノ鼻まで)】
28日:鳩待峠 09:10-至仏山 12:20-山ノ鼻 15:1

29日:山ノ鼻 04:54-アヤメ平 11:13-鳩待峠 14:
17

日は温かく風穏やか
山ノ鼻を目指して
朝の尾瀬ヶ原・燧ヶ岳
流れの所は雪がない
竜宮付近から至仏山をふり返る
あと100mでアヤメ平

中央アルプス・3月・千畳敷

 千畳敷ホテルの冬季限定「シンプル宿泊プラン」は駒ヶ根駅から往復のバスとロープウェイを含んだ一泊二食付きの料金が10500円也。すごく安価。3月31日で終了だが、次も利用したくなるプランだ。食事は簡単な内容。メニューはそっけない。が・・・見た目以上においしく、ボリュームたっぷりなソースカツ丼をおすすめしたい。早朝出発の人には弁当を用意してくれる。弁当の内容もとても充実している。

3月27日。数日前までは快晴の予報が出ていたのに当日の天気はご覧の通り。時折、雪交じりの烈風という有様。星空観察で有名なところなので期待が大きかったぶん残念。

 ルートは風雪のため不明瞭。ウインドクラストの上に降った雪は吹き飛ばされてラッセルの必要は無い。カールの上部、ここ、乗越浄土近くの岩峰に挟まれた急登部分では風が弱まる。気温は低いが体を動かしているので暖かく感じる。乗越近くの上部が凍結していたら、ピッケル・アイゼンなしでは危険だろう。(滑落停止の技術が必要)

 日没に間もないので宝剣岳を断念し、ここから引き返す。稜線も千畳敷カールも風の強さに違いは感じられなかった。

 乗越浄土で。一瞬、夕日がのぞいた。

 下りはじめの100mほどは傾斜が強い。凍結していたらロープを出したくなるような下降だろう

 積雪のゲージは2.8m。ここも今年は雪が少ないのか。

 ロープウェイを下りて駒ヶ根駅行きのバスに乗車。これもシンプル宿泊プランのうちだ。帰りに「早太郎温泉・こまくさの湯」に寄る。途中下車するのは「菅の台」バス停だ。「菅の台バスセンター」までゆくと一停留所行き過ぎになるので5分ほど戻る必要がある。山歩きに比べると何ほどのことも無いが。

 こまくさの湯がある「菅の台」から「駒ヶ根バスセンター」までは路線バスを利用したいところだ。しかし高速バスとの接続が悪いのでタクシーを利用するはめになった。料金3000円弱。高速バスは12時発。「バスタ新宿」着は16時前。

 千畳敷ホテルシンプル宿泊プランはよかった。これで好天に恵まれたなら申し分なかったところだが、当たり外れは予約制の宿命だからしかたがない。春の木曽駒や三ノ沢岳へ来シーズンも来てみようか。

谷川岳・2月・天神尾根

極楽の一日でした
天神尾根へ出たところの展望【白毛門・中央奥に朝日岳・笠ヶ岳は少し手前】【キャプションの記入】
良い天気だ
左手前が天神尾根
ゆったりと同じ場所で同じ方角を撮影
天神尾根中間付近から万太郎山方面
肩の小屋前
肩の小屋前から天神平・土合方面を見下ろす
トマノ耳から平標方面
頂上だ。どこを見渡しても・どう探しても雲が無い・ただ青い白い
肩の小屋も半身に雪をまとい、所在なげに日光浴している
下りてきた
熊穴沢の避難小屋は雪の下に眠っている
良い気分だ、暖かく風も穏やか
スノーシューも用意したけれどアイゼン・ピッケルで終始した。雪は締まっていて全くもぐらない
のんびり歩いた雪山でした

2019/3/25 前田享一